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日帰レビュー No.12『田村屋旅館 – 福島県』豊富な湯量かつ高濃度の贅沢な硫黄泉

2023年の4月に伺いました。中ノ沢・沼尻温泉は泉質が素晴らしいと聞いていたのでついに訪れてみました。沼尻温泉自体はあまり観光するところでもなかったですが温泉がすこぶる良いです。この湯を楽しむためだけに来ても後悔ないですねぇ。静かな自然の中で温泉に浸かり、一旦休憩してまた浸かる。リラックスにもってこいですよ。

田村屋旅館 – 福島県

福島県猪苗代町にある沼尻温泉の数少ない宿泊施設の1つです。沼尻温泉自体は温泉街などは特になく御宿があるだけでしたね。沼尻温泉に行く手前に中ノ沢温泉という沼尻温泉と同じ沼尻元湯を引いてる温泉地があります。中ノ沢温泉のほうは温泉街のようになっていて、中ノ沢こけしなんかが有名です。
沼尻元湯は単一の湧出量が日本一だと2009年の調査で判明したとのこと。以前訪れた玉川温泉にも1ヶ所からの湧出量日本一と書いてあったのでどっちが日本一なんですかね?沼尻元湯は毎分13,400ℓ、玉川温泉は毎分9,000ℓらしいので字面だけでは沼尻元湯が日本一なのかなとは思いますがどうなんでしょう。詳しいことはよく分からず…
ちなみに沼尻元湯までは登山で行けるらしいのですが火山ガスとかで危険っぽいです。近くのロッジでは沼尻元湯に行くツアーとかもやってるみたいなので、こちらを利用して行くほうが良さそうね。

田村屋旅館 の場所とアクセス

○日帰り入浴営業時間 
11:00~16:00

○料金
大人 800円
小人 400円
田村旅館のInstagramをフォローしていれば500円になります。
変なお得感あるよね。

○備え付き
・シャンプー、リンスとボディーソープあり
・ドライヤーあり
・タオル販売あり(200円)
・休憩用広間あり

○各種アクセス情報
自家用車の場合
→磐越自動車道 磐梯熱海インターから車で 30分程度
→磐越自動車道 猪苗代磐梯高原インターから車で 30分程度
公共交通機関の場合
→磐越西線 猪苗代駅から路線バスで 35分程度

駐車場は御宿の前に10台以上停められるスペースがあります。私たちが訪れたのが14時くらいでしたが、それなりにお客さんがいて数台しか空いていませんでした。
道中は磐梯熱海インター、猪苗代インターどちらから来ても山を登る道です。綺麗に整備されている道で中央線もあるので特に運転に困るような道ではないと思います。

田村屋旅館 の温泉

泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉[硫化水素型]でphは2.1です。循環ろ過、消毒、加温、加水無し。温度調整のため浴槽に加水する場合はあるらしいです。湯量が豊富だからこその源泉かけ流しは贅沢ですねぇ。
大浴場は2つあったのですが、今回は2階の露天風呂がついてる大浴場の方にのみ浸かってきたのでそっちだけ書きます。2階の大浴場の脱衣所は結構広かったです。手狭さを感じることはなかったですね。浴場も十分な広さがあり、シャワーも5つくらいはありました。私が使ったシャワーはなかなかお湯が出ずほぼ水しかでなかったです。使うシャワーによってはお湯も出たのかな?年季が入ってますんでご愛嬌ですな。
内湯は6人くらい入ってもゆっくりと入れるくらいの広さです。温泉の温度は熱めで、湯口からはアツアツの源泉が出ております。浴槽には白い湯の花が大量に沈殿してました。それはもう大量に沈殿してましたよ。隅の方なんか砂かな?っていうぐらい沈んでた。お湯の色ももちろん真っ白で温泉に入ってる感が凄まじいです。もちろん硫黄の匂いも強め。
露天風呂は内湯よりは少し小さめ。それでも4人くらいまでならゆっくりと入れます。訪れた時期は4月でまだ寒く、露天風呂は最高に気持ちが良かったです。入ったり出たりを繰り返して長々と入ってしまいました。
こちらの御宿は4月から11月までの期間、日帰り入浴の方が利用できる休憩所が設けられております。休憩所の居心地よかったですねぇ。時間さえあれば休憩しつつ何度も温泉を楽しむことができそうです。

温泉分析書
2階大浴場入口
日帰り入浴休憩所:ドアが閉まってて少し入りにくい雰囲気だったけども入ってみるとめっちゃ快適
ゲームコーナーもあったよ

まとめると

御宿自体の古めかしさがいい味だしてますね。温泉自体も一級品で確実にもう1回浸かりに行きます。次は泊まって温泉をしっかりと堪能しようかなぁ。日帰り入浴可能な時間が結構長めなのでそれも魅力ですねぇ。意外と3時過ぎまでやってるのが少ないのよ。冬になったら近くの沼尻スキー場で滑った後に入浴して帰るのも良いですよねぇ。個人的にはめちゃくちゃ気に入っています。