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旅館レビューNo.12『お宿 木の葉 – 草津温泉』草津の湯をしっかり堪能 ビールも美味い

2023年6月に一泊させていただきました。草津温泉は何回行ってもまた行きたくなりますねぇ。またもや衝動的に予約してしまいましたよ。もちろん草津温泉の代名詞である湯畑近くに泊まって観光も楽しいです。ですが、湯畑から少し距離のある宿に泊まり草津の湯をまったり楽しむのも、また一つの草津温泉の楽しみ方なのですよ。今回は御宿に籠もるタイプの草津温泉を書こうと思います。また年内に行けたらいいなぁ。
前回の草津の記事はこちら

○参考料金
1泊2食付き1人当たり 約23,000円 でした。
高級ですねぇ… だいぶ背伸びしたんです…

お宿 木の葉 - 草津温泉

ドーミーインなどで知られる共立リゾートの御宿ですね。共立リゾートの御宿はランク分けがありましてプレミアム、デラックス、スタンダード、カジュアルと種類があり目的や用途で選びやすくなっているのです。今回泊まった御宿はカジュアルですね。カジュアルといえどお値段もそれなりにしますし、御宿自体はとても綺麗で広く高級感があります。客室数は47室ですが、大浴場や貸切風呂などは併設してるもう1つの御宿「季の庭」と共通して利用します。
「季の庭」も同じ共立リゾートの御宿でこちらのランクはデラックス。客室に温泉露天風呂がついてるらしく豪華なんですねぇ。私は泊まったことないです。今回泊まった「木の葉」のは貸切風呂があるのでそれで十分満足してしまっております。
館内施設は売店やお休み処のほか、癒し処のスパエステや酒処があります。洗濯処もありました。また館内はほぼすべて畳敷きなので、歩いていて気持ちがいいですね。

〇各部屋のまとめ
・和室ツイン(21㎡)
・和室ダブル(21㎡)
・和室(27㎡)

休み処:夜はここで夜鳴きラーメン食えるのよ
休み処にある囲炉裏
中庭:ベンチがあるので休憩にも
洗濯処:長期滞在にも便利

お宿 木の葉 の場所とアクセス

駐車場からの入口

群馬県草津町にある御宿です。車で伺いましたが道中は特に狭い道もなく問題なく運転できました。御宿近くの交差点がラウンドアバウトっぽい円形交差点がありました。交通量も多いわけでもないのになんで普通の交差点じゃないんですかね?なんか珍しくて面白かったです。
御宿から有名な湯畑には歩いて約15分ほどと少し距離があります。歩ける距離ではあるんですがちょっとめんどくさいですね。ありがたいことに御宿から草津バスターミナルや湯畑までのシャトルバスが出ているので観光にも便利です。
また、近くには「こごみパン」というパン屋さんもあります。こちらのパンは美味しいのでとてもオススメです。駐車場もあるみたいですがちょっと停めにくそうでしたね。個人的にはチェックアウト後に歩いて向かうのがよいかと思います。坂道ですが5分くらいで行けましたよ。

〇各種アクセス
→関越自動車道 渋川伊香保インター から 80分程度
→上信越自動車道 上田菅平インター から 65分程度
→中央自動車道 月夜野インター から 80分程度
公共交通機関の場合
→長野原草津口駅 から JRバスで草津温泉バスターミナルまで 25分程度 草津温泉バスターミナルからはシャトルバスあり
→軽井沢駅 から 草津交通・西部観光バスで草津温泉バスターミナルまで 80分程度 草津温泉バスターミナルからはシャトルバスあり
→その他 東京や上田から草津温泉バスターミナルまで高速バスも出ております。

シャトルバスの時刻表
こごみパン:パンの写真撮り忘れたけど美味しかった

お宿 木の葉 の客室

今回宿泊したのは和室ツインです。客室にトイレはついていますがお風呂はありません。大浴場や貸切風呂があるので基本的には問題ないかと思います。
客室はとても綺麗で2人で過ごすには十分な広さ。詳しくはよくわからんですが、畳がよくある畳じゃなくてなんかおしゃれな感じのやつでした。ベッドはマットレスが床に直接おいてありまして寝相が悪くて落ちても安心です。過去に1度泊まったことがあるんですが、その時は高さのあるベッドの部屋に泊まりました。ベッドは違いましたが部屋の雰囲気は同じような感じでしたねぇ。かなり昔なので当時の写真なかった…
隣の部屋の音とかは特に気になることはなかったですね。廊下の音が少し聞こえましたが夜には皆さん静かに過ごされているようで何も気にならなかったです。

入口側から
窓側から
洗面台
洗面台の引き出しに歯ブラシとドライヤーがあったよ
お水がペットボトル:地味に嬉しい
お菓子とお茶:ウェットティッシュもあった

お宿 木の葉 の温泉

木の葉のお風呂は併設している「季の庭」と共通の浴場です。大浴場の季の湯、湯治処の古の湯。そして3つの貸切風呂があります。季の湯と古の湯は夜に男女の入替があります。
季の湯はこちらの施設で1番大きい大浴場です。わたの湯と湯川の湯源泉の2つの源泉に入れます。わたの湯源泉は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉でphは2.1と酸性が強めですね。湯川の湯は酸性-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉でphは2.4でこちらも酸性は強め。草津温泉はどこも酸性が強いですねぇ。
大浴場なだけあり季の湯は男女どちらも広々としております。洗い場の数は10以上はありました。内湯、露天風呂ともにとても広いので多少混んでいてもゆったりと入れます。加えてありがたいことに湯舟ごとに源泉名が書いてあるので分かりやすいです。ほかにも寝湯やサウナ、ミストサウナみたいな岩盤浴もあります。こちらの大浴場だけでも湯めぐりできてしまうほどです。
季の湯の脱衣所は鍵付きの脱衣ロッカーと脱衣カゴの2か所に分かれています。ダイヤルロックの小物用ロッカーもあるので貴重品の扱いも困らないです。ただ、人が多いと少し狭いかもしれません。大浴場なだけあっていつ行ってもそれなりの人数おられました。
古の湯は少し狭めの浴場です。こちらは湯川の湯源泉に入れます。熱湯とぬる湯に分かれているので好みのほうにゆっくり入るのがおすすめです。露天風呂はなく内湯のみです。シルキー湯など、温泉ではない湯舟も複数あります。こちらも湯舟ごとに書いてあるので分かりやすいですね。こちらは洗い場の数は5つくらいだったかなぁ。少なめですが私が訪れた時は自分プラス1人くらいだったのでそれほど混むことはなさそうでしたよ。
脱衣所も狭めです。混んでいたら少し着替えにくいかもしれないですねぇ。
こちらの面白いところは男女の片方だけですが、古の湯の脱衣所と季の湯の脱衣所が通路で繋がっているのです。つまり、いちいち服を着なくても古の湯と季の湯を行き来できるのです。私が訪れた時は到着日は男湯のほうが、次の日になると男女入替により女湯が、脱衣所で2つの浴場が繋がっていました。体拭いてそのまま移動できるので湯めぐりしやすいんですよねぇ。
3つの貸切風呂ですがこちらは空いていたら入れます。空いてるかどうか確認できるようになっているのでありがたかったですね。貸切ですが浴場の写真撮影はダメだったので写真はありません。
光林、竹座、岩室という趣の違った貸切風呂があります。光林は6角形の船みたいな形がした浴槽でして、個人的にはこれが1番好きですねぇ。なんだかえらい快適だったのです。竹座は竹林感のある雰囲気で3つの中で1番小さい浴槽です。1人でゆったり入るのにもってこいって感じ。岩室は名前の通り岩に囲まれたお風呂です。ここは1番広く感じましたねぇ。3つすべてシャワーはないので、よくかけ湯をしてから入りましょうね。源泉はすべて湯川の湯です。
空いていたら入れるのですが夜はやはり人気でなかなか空かないです。空くのを待って並ぶこともあります。私はチェックインしてすぐさま入りに行ったので混むことなく一通り入れました。一応1回の利用時間は40分までと書いてあるのですが、洗い場もないのでそこまで長々待つことにはならないかと思います。

季の湯の入口
浴場の案内図
わたの湯の温泉分析書
湯川の湯の温泉分析書
貸切風呂:点灯中は利用中 待機場所の眼の前にあるよ
貸切風呂の待機場所
季の湯の前:夜はアイスキャンディーがある 嬉しい
季の湯の前:朝はヤクルトが飲める 嬉しい

お宿 木の葉 の夕食と朝食

夕食の時間は2部制だったので早い時間を選びました。遅い時間を選ぶとおしのぎというサービスも受けれるのですが、今回はお酒を飲みたかったので早い方にしましたよ。ちなみに以前来たときは遅い方の時間にしておしのぎのせんべいをもらいました。
夕食、朝食ともに食事処でいただきます。席によっては衝立があってテーブル毎に軽く仕切られているような感じの食事処です。
夕食はハーフバイキングです。席に初めから小鉢やお刺身、鍋などが準備してありました。あとはバイキングで天ぷらやご飯、デザートなど好きなものを取ってくる感じです。食事はどれも美味しかった。バイキングの料理も冷めてることなく種類も多かったので満足でした。以前来た時と変わっていた点として、鉄板焼があったのですが今回は鍋になっておりました。プランの詳細に書いてあったのかな? 鉄板焼が結構楽しみだったので少しばかり残念でしたね。しかし鍋は鍋でめちゃくちゃ美味かったのでなにも問題なかったです。
お酒はプランによって飲み放題が付いていたりなかったりします。今回はプレミアム飲み放題というより豪華な飲み放題が付いているプランにしました。これ目当てで行ったと言っても過言ではない。プレミアムの飲み放題だと地ビールの川場ビールが飲み放題なんです。地ビールの飲み放題ってあんまりないので、これは貴重なんですよ。川場ビールは癖も強くなくさっぱりと飲みやすいビールで美味しいんですわ。お酒を飲む人にはホントにおすすめですよ。ビールにこだわらない人なら普通の飲み放題でも十分満足できると思います。また飲み行きたいなぁ。

お品書き
どれも美味かったなぁ
刺身こんにゃくというところが群馬らしいです
豚の鍋:めっちゃ美味しかった
天ぷら:これと川場ビールですよ
揚げ物やデザートまで色々ありました
ご飯と汁物
酒のつまみばっかり 最高
もつ煮もあるよ
川場ビール
プレミアム飲み放題:川場ビール以外にも
プレミアム飲み放題:ソフトドリンクも美味しかった

朝食の前に夜鳴きそばについて書きましょうか。こちらの御宿は共立リゾートなので、ドーミーインでおなじみの夜鳴きそばがいただけます。22時から23時にかけて休み処でラーメンをだしてくれるのです。
これがまた美味しいんですよ。半玉くらいのラーメンにチャーシューやメンマなどの具材ものっています。シンプルな醤油ラーメンであっさりといただけます。お酒のあとのシメですねぇ。飲みすぎたせいで食事が足りなかったのか1杯で満足できませんでした。恥を忍んでお代わりしてもよいか聞いたところ全然OKとのこと。最高じゃないですか。当然のごとく夜に食べ過ぎてしまいましたが幸福でしたねぇ。

夜鳴きラーメン:こういうのでいいんだよ
休み処でのサービス

朝食はバイキングです。以前は違ったのですがいつの間にか変わったんですねぇ。席には汁物の鍋だけ準備してありまして、おかずやご飯はバイキングからとってくる形式でした。おかずはそれなりに種類があり、加えてサラダの具材がとても多かったです。朝からミートソースのスパゲッティがあるのは面白いですね。もちろんデザートもいくつかあります。他にはパンケーキなんかもあったりと面白かったです。多種多様なバイキングですが、なんだかんだ朝食は毎回似たようなものを取ってしまいますねぇ。卵とカレーはなんか手に取ってしまいますわ。朝から美味しくて結局食べ過ぎてしまいました。

朝食のバイキング
いろんな種類があった
サラダ
汁物

お宿 木の葉 のアメニティ情報

季の湯と古の湯にはシャンプーとリンス、ボディソープありました。貸切風呂にはないので注意です。季の湯にはシャンプーバイキングがありました。ドライヤーや化粧水、乳液などは同じく貸切風呂にはありません。季の湯と古の湯にはあります。どちらもドライヤーの個数はあまりないので混んでる場合は部屋で乾かすほうがいいでしょう。
お水は季の湯の入口にある他、季の湯の脱衣所と古の湯の脱衣所にもそれぞれありました。温泉の温度が高いので湯あたりしないようお水がよく飲めてよかったです。それ以外にも休み処でコーヒーやお茶も飲めました。
お風呂に持っていく用のカゴが部屋にあり、それ以外にも名入りの袋もあったので便利でした。
また、環境保護のため客室にはアメニティは歯ブラシくらいでその他の必要そうなアメニティはロビーから自分で持って行くスタイルでした。ほとんど使わないので、このような方法は無駄にならなくていいですね。
アメニティで特に不満になることはなかったです。

必要なものを自分で持って行く
お風呂に持って行くカゴ:あると便利なのよ
大浴場前の水
休み処のコーヒーとか

まとめると

草津温泉の湯畑からは少し離れているんですが、宿内で湯めぐりを楽しめるため一日中籠もれる御宿。以前より値上がりの波を感じましたが、やはりサービスが良いためまた泊まりに来たいと思ってしまいます。少し高価格なんですがその分無料で楽しめるものが多いんですよ。お酒が好きな方はぜひプレミアム飲み放題で予約してほしいです。かなりオススメ。ぜひ川場ビールを堪能してください。


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