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旅館レビューNo.9『ゆふいん泰葉 – 由布院温泉』美しい青湯を堪能

2022年5月に一泊させていただきました。
どうにかして九州の有名な温泉に行きたい!という思いで無理やり別府温泉、由布院温泉、黒川温泉とハシゴしたのです。別府温泉行ったときの記事はこちら
由布院温泉はじゃらんのあこがれ温泉地ランキングで1位をとったこともあるらしいですね。人気温泉地ですな。実際行ってみてですが、もう一回行きたいです。めちゃくちゃ良いところでした。遠いんよなぁ…
由布院といえば、「由布院」と「湯布院」のどっちが正解か、なんの違いなのか、よくわからなかったので調べてみました。結論から言えば市町村合併の過程で「由布院」と「湯布院」それぞれ存在しておりどちらも特に間違いではないとのこと。現在の地名としては由布市湯布院町となっています。
温泉の名称としては由布院温泉となるようです。

○参考料金
1泊2食付き 1人当たり 約25,000円 でした。
※楽天の色々込み込みパックみたいなやつで行ったのであくまで概算です。

ゆふいん泰葉 – 由布院温泉

なんだか高級なイメージがある由布院温泉の御宿です。客室数は19室と少なめで閑静なゆったりとした御宿でした。半分以上の部屋に温泉の露天風呂付という豪華な御宿ですねぇ。そりゃ安くないわな。
母屋と離れをつなぐ回廊がありなんとも趣がありましたよ。ロビーもなんだか高級感がありいい感じ。外には足湯もあり観光で疲れた脚を癒すのにも良いですね。全体的に落ち着いた雰囲気でして、部屋のお風呂や大浴場でのんびりするのにとてもいい御宿です。

○各部屋のまとめ
・露天風呂付 杜の離れ(8畳)
・露天風呂付 離れ(12畳)
・母屋 露天風呂付和室(8畳)
・母屋2階 和室(8畳)※部屋風呂なし
・母屋2階 洋室(ツイン)※部屋風呂なし
・母屋2階 洋室(トリプル)※部屋風呂なし

回廊 なんか雰囲気良いよね
ロビー 暖炉とソファ
足湯
館内図

ゆふいん泰葉 の場所とアクセス

泰葉:外観

由布市湯布院町の由布院温泉にある御宿です。車で伺いましたが淡々とカーナビに従っていたら問題なく到着できました。運転が得意じゃなくても大丈夫だと思います。
観光面としては湯布院フローラルヴィレッジ湯の坪街道金鱗湖まで徒歩で20分くらいと一応徒歩圏内です。車でなら5分程度ですね。由布院はいろんなお店が多くありまして歩いてまわるだけでも楽しめます。街歩きマップとかがちゃんとありました。湯の平街道の周辺には有料の駐車場も結構あるので、駐車場まで車で行ってそこから散策するのが楽でオススメです。
また、御宿から徒歩数分の場所にアルテジオという音楽にまつわるミュージアムがあります。ここで売っているtheomurataのチョコレートがえらい美味かったです。気になる方はお土産にでもぜひ。

○各種アクセス情報
自家用車の場合
→大分自動車道 湯布院インターから 10分程度
公共交通機関の場合
→由布院駅から徒歩で約 30分程度、タクシーで 5分程度

アルテジオ 雰囲気あります
theomurataのチョコ めっちゃオシャレ

ゆふいん泰葉 の客室

今回宿泊したのは母屋の露天風呂付和室です。奮発して部屋に温泉付いてるところに泊まってしまいましたよ。もちろん価格は高いですが後悔はありません。この御宿は客室に案内する前にお茶とお菓子を出してくれまして、チェックインの段階でもうゆったりできました。なんとも高級な感じ。
客室は8畳程ですが広縁やデスクスペース、加えて露天風呂まであるので数字よりも遥かに広々としておりました。もちろんトイレと洗面スペースもあります。部屋の位置はロビーのすぐ隣だったんですがうるさいということは全くなかったですね。全体的に閑静でめちゃくちゃ居心地良かったです。
客室に付いている温泉はまぁまぁ狭めでしたが1人で入るには十分です。むしろ変に浴槽が広いより温泉の鮮度の良い温泉を楽しめますね。ホントにちゃんと青湯でした。洗い場もあるので便利です。脱衣所的な場所もちゃんとあります。ホント部屋から一瞬で温泉入れるのはこれ以上ない贅沢ですよ…

チェックインのときのお茶とお菓子
部屋 端々に感じる高級感…
広縁 なんかすごい椅子
浴衣とか 旅館名入り袋が嬉しい
煎餅
洗面台
部屋についてる温泉
洗い場もあります
青い温泉です 神秘的

ゆふいん泰葉 の温泉

泉質はナトリウムー塩化物・炭酸塩温泉です。全国的に珍しい青湯と呼ばれる温泉になります。シリカの微粒子が温泉に含まれており、それが青い光を反射するため青く見えるとのこと。原理的にはなかなか込み入った話っぽいのでそのうち温泉の色について別の記事をまとめたいですね。ホントに書くかはわからんです。
温泉は大浴場(内湯と露天風呂)と小浴場(内湯)があり、他に貸切風呂もあります。あとは部屋に付いている温泉ですね。すべて同じ源泉だったと思いますが一番青い色が強かったのが大浴場の露天風呂でした。時間経過でも青い色の加減が変わるらしくそのせいなんですかね? 様々な要因で見え方が変わる温泉は神秘的おもしろいですねぇ。
この御宿は源泉は地中から噴出後、時間経過とともに徐々に青くなるとのことです。そのため、源泉を一度施設内のタンクに貯めて時間を経過させてからかけ流すことで綺麗な青湯を楽しめるようにしてくれいるのです。本当にありがたいひと手間ですねぇ。青湯めっちゃキレイだったなぁ。
メタケイ酸の豊富な温泉のため、とてもトロトロとした温泉で入ったあとも肌がしっとりします。いわゆる美肌の湯ですよ。大浴場、小浴場ともに混むことはありませんでした。そもそも部屋数が多い御宿ではないのに加え、多くの客室に温泉がついているのもあってですかね。ホントに終始快適でした。

大浴場 青くてキレイ

ゆふいん泰葉 の夕食と朝食

個室のお食事処でした。これまた趣のある個室でしたねぇ。
夕食は出来たてを一品ごとに出してくれました。どの料理もとても手が込んでいて当然のように美味しかったです。中でも刺身が面白かったですねぇ。5種類のジュレとともに食べるのです。色々な味が楽しめるし何より普通に醤油をつけてたべるよりも美味しかったですよ。もう一回食べたいなぁ。
お肉も鉄板で自分で焼くため自分の好きな焼き加減で焼き立てをいただけます。大分和牛めっちゃ美味かったです。
一品ごとに食べ終わる絶妙なタイミングで出してくれるので、すべて美味しい状態で食べることができました。ホントに贅沢な食事でした…

お品書き
膳彩 アワビがもう高級ですよね…
お吸物 ホワイトコーン初めてだけど美味かったなぁ
鯛とジュレ これおもしろいよねぇ
大分和牛 好きな味付けで楽しめます
サーモンとホタテのマリネ 海鮮も美味
そぼろ餡掛け
天ぷらもあります
大分のヒノヒカリというお米 美味しい
デザート ブランマンジェっていうらしい

朝食も夕食と同じ個室でいただきました。立派な旅館の朝ごはんという感じですねぇ。青湯の噴気で蒸した卵っていうのもなんかおもしろいですよねぇ。お醤油も甘くて出汁の効いたカトレアというものでした。結構有名で高級なお醤油なんですね。調べるまで知りませんでした。
ご飯はおひつでいただき量も十分で大満足です。夕食と朝食ともにどれも美味しくサービスも素晴らしかったです。やはり高級な御宿でしたねぇ…

朝食 海苔に旅館名入り
青湯の卵 美味しかった
カトレア醤油 有名なんですねぇ

ゆふいん泰葉 のアメニティ情報

大浴場、小浴場、客室すべてにシャンプーなどのアメニティは揃っていました。タオルなどを持ち運ぶ用に大きめな布の袋がありました。今まで行った御宿の中で一番大きく旅館名入りでなんだか立派な袋でしたねぇ。
大浴場の脱衣所と客室のどちらにもドライヤーがありました。大浴場には化粧水と乳液もあったと思います。一通り揃っていてありがたいね。
ロビーにはウォーターサーバーがあり、朝にはコーヒーも置いてあって自由に飲めました。大浴場のほぼ目の前がロビーなので風呂上がりに水飲みながらゆっくりできるのです。これ結構良いですよ。
全体的にかゆいところに手の届いておりました。一切不満がなかったです。

まとめると

全国的にも珍しい透明な青湯を楽しめる御宿です。青湯だけでも一見の価値アリですね。お値段は高めですが綺麗なお湯と美味しい食事を楽しめる御宿ですので奮発して行ってみるのはありだと思います。落ち着いた雰囲気ですのでゆったりとした慰安旅行には最適ですよ。観光地からもそれほど遠くないので由布院観光にも便利です。
青湯がなかなかの感動だったのでぜひ一度足を運んでみることをオススメします。


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