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「温泉旅行ってよくわからん。1日中風呂入るの?何が楽しいの?」という疑問

2022年6月16日

結構聞かれるんですよねぇ。温泉旅行って何が楽しいのかよくわからんっていう人も多いんですね。
私自身は漠然と楽しいんで温泉巡りしているわけですが、せっかくなので改めて何が楽しくて温泉旅行をしているのか深堀してみましょ。この記事がどこかの誰かの温泉旅行を後押しするものになれば幸いですねぇ。

様々な温泉旅行スタイル

一言に楽しむといっても様々なスタイルがありますね。そもそも趣味嗜好で楽しみ方が変わるものでしょうし。
そんなわけで思いつく限り温泉旅行スタイルを書き下してみますよ。

①泉質を楽しむ

これはいわゆる温泉マニア感が強いですね。温泉地選びの際に泉質最優先で選ぶ感じですな。
泉質という言葉を使うと良い悪いという表現が多く見られますが、これもまた何ともいえない表現だったりするのです。そもそも泉質の良し悪しって何よって話なんですが、これは少し込み入った話になるんですよ。
本来、「泉質」という言葉自体は読んで字の如く、その温泉の性質を指しております。硫黄がいっぱい含まれていれば硫黄泉だし、二酸化炭素がいっぱい含まれていれば二酸化炭素泉です。10種類の分類があるらしいです。この分類がいわゆるその温泉の泉質になりますね。あくまで性質の説明でしかないので良いも悪いもありません。強いていうなら自分の肌に合うか合わないかくらいの話になりますね。酸性泉はちょっと合わないな…とかよくありますのでね。

一方で、本来の温泉の性質という意味ではなく温泉の品質的な意味で「泉質」という言葉を使うことが多々あります。むしろこっちの意味で使っていることのほうが多い気がしますねぇ。
品質が良い温泉てどんなやつ?という話になりますね。皆さんは脱衣所とかに掲示されている温泉分析書を見たことがあるでしょうか? 何とかイオンがなんぼ入っているとか書いてある成分表みたいなもんです。この分析書をざっと見ればその温泉の特徴を一通り理解できます。この分析書と併せていろいろ温泉の説明をしてくれている書類が掲示されていることが多く、それらの中から以下四点を確認すれば温泉の品質をざっと知ることができます。
・加水しているか?
・加温しているか?
・循環、濾過をしているか?
・入浴剤、消毒をしているか?
極端に言ってしまうとこの四点、全てしていなければ最高品質の温泉です。源泉をそのまま、生で楽しめるというお墨付きになるのです。加水とかしていると源泉を薄めて入っていることになるので、場合によってはほとんど水道水な温泉もあったりします。
もちろん、それぞれ程度にもよるので一概には言えません。ここではあくまで極端に書いてますので悪しからず。
そのうちちゃんと記事書いてみたいですな。

草津温泉 きんだいペンションの温泉成分表 源泉そのままの温泉です。

源泉にあまり手を加えていない温泉に入れる場所を探して、その温泉の特徴を楽しむというスタイルが、いわゆる泉質を楽しむというものになるかと思います。酸性の温泉に入った後、アルカリ性の温泉に入るだけでも違いがわかって楽しかったりするんですよねぇ。

②温泉街を楽しむ

うって変わって観光色の強い楽しみ方ですね。温泉地もよく観光名所として紹介されていますし、一番カジュアルな楽しみ方かな。温泉街にもそれぞれ個性があるのでね。自分に合ったものを探して行くべきですなぁ。
有名所で言えば草津温泉箱根温泉なんかは観光地的な温泉街ですね。様々なお土産屋さんやショップがたくさんあって見て回るだけでも楽しいです。わいわい楽しむような感覚すね。飲食店も充実しているし、素泊まりプランで温泉街探索をメインの旅行にしても良いでしょう。
一方で銀山温泉渋温泉なんかは歴史を感じる雰囲気を持っていてノスタルジーに浸れる温泉街です。温泉街をしっとりと楽しむような感覚ですな。喧騒と離れて非日常感を満喫したい時に、最高のロケーションになるでしょう。

夜の草津温泉 湯畑とお土産屋さんが煌びやか
夜の渋温泉 石畳と昔ながらの建物がノスタルジック

どちらにせよ温泉街特有の雰囲気を楽しむスタイルです。その温泉街と自分自身がミスマッチしないよう、簡単に下調べをしてから旅行先を決めるべきですな。複数人でわいわいと旅行したい時に閑静な温泉街はあまり合いません。また人の多い場所が苦手なのであれば観光地的な温泉街は疲れるだけになってしまいます。
それぞれに合った温泉街が必ずありますので。ぜひ探してみてくださいな。

③旅館、ホテルを楽しむ

宿泊する旅館やホテルそのものを楽しむスタイルです。調べてみると意外と個性的な旅館が多くてですね。一日中籠っていても有り余るほど充実した温泉宿があったりするのです。
例えば水上温泉にある『龍洞』。御宿内になんと18個の貸切露天風呂があって湯巡りを楽しむことができます。18個全てに入ろうとすると体力的になかなかハードでしたよ。もはやアクティビティです。湯巡りができる御宿は探すと意外とあるんですよ。しかし『龍洞』は頭一つ抜けてますね。
お酒や食事をメインに据えて温泉宿探しをしても楽しいですね。猿ヶ京温泉にはとにかく美味しいピザが食べれる『ル・ヴァンベール湖郷』や、豆腐懐石が食べれられる『猿ヶ京ホテル』なんてところもあります。他に探してみるとオールインクルーシブでチェックインからチェックアウトまでずっとビール飲み放題の御宿とかもあります。ワイン推しの御宿なんかもありますので探してみてください。
他にも歴史的な建造物の御宿だったり、変わったコンセプトを持っている御宿だったりと本当に様々な旅館やホテルがありますので、御宿自体を楽しむ旅行スタイルでも十二分に楽しめますよ。

水上温泉 龍洞 貸切風呂の一部 もっとあるよ
猿ヶ京温泉 ル・ヴァンベール湖郷 ピザが本当に美味い

④休む 自分の時間を楽しむ

日頃の疲労やストレスから解放されるにはこのスタイルが一番ですね。別に観光をしなくても良いのです。目的なんて持たずにただ部屋でゆったりとする。たまに温泉に浸かる。それだけの温泉旅行でも十分に価値はあるのです。温泉自体にもリラックス効果はありますのでね。普段からがんばっている自分を労わるという意味でも、最高の旅行スタイルだと思います。
このスタイルでは眺めが良く閑静な温泉宿がおすすめですよ。ぼーっと外を眺めるだけでも精神的にリラックスできるのでね。露天風呂なんて最高じゃないですか。
仕事の区切りがついたタイミングや、限界が近い時なんかは思い切って遠出してみることをオススメいたします。
自分の中を整える良い機会にもなりますし、なによりずっと張り詰めていては身も心も持ちませんからね。
最近は精神面で大きなダメージを負っている人も多いので、温泉旅行でのリラックスをしてみてほしいですねぇ。

万座温泉 広大な自然を満喫
猿ヶ京温泉 赤谷湖

私の温泉旅行スタイル

もう何にもしないことが多いです。
あくまで一例ですが、私はシンプルにダラダラしたくて温泉旅行に行くことが大半ですね。旅館の部屋でゆったりとテレビ見たり本読んだり、たまに温泉入ったりサウナ入ったり、外見てぼーっとしてたり、などなど。もうずっとダラダラしてます。
これは極端な例ですかねぇ。私自身が怠慢なので忙しい旅行は苦手なのですな。
温泉旅行なんてこのくらい気楽でいいんじゃないかなと思いますわ。

畳でごろごろ 何もしなくたっていいじゃない

つまるところ

だいぶ大雑把な内容になってしまいましたが、温泉旅行っていろいろな楽しみ方があるんよって言いたかったのです。何が楽しいかわからんなぁという方は、とりあえず有名所で観光メインに一回温泉旅行してみると良いと思います。案外ハマってしまうかもしれませんからね。
日本は温泉大国です。せっかく温泉大国にいるんですから、楽しんだ方がお得じゃないですか。海外行った時にも話のネタになりますし、有名所は抑えといて損はないですよ。