日帰レビュー No.11『五峰荘 – 福島県』庭園を眺めながらゆったり浸かれるひっそりとした温泉
2023年5月のGW中に伺いました。道の駅巡って福島県内を走り回ってた際に近くを通りまして、せっかくだし入りたいなと思い立ち寄りました。思いつきで伺ったため事前情報無しだったのですが、とてもよい雰囲気の御宿でしたよ。次はぜひ泊まってみたいですねぇ。ランチと入浴のセットなどもやっているようでして、そっちも良さそうです。
五峰荘 － 福島県
西白河郡西郷村にある新甲子温泉。近くにある甲子温泉から昭和36（1961）年に源泉を引き湯して開かれたのが新甲子温泉らしいです。今回訪れた五峰荘は自家源泉なので甲子温泉の源泉とはまた違そうですね。色々な温泉地の始まりを追いかけてみるのも面白そうですねぇ。歴史自体はあんまり好きではないんだけれども、時間できたら調べてみようかなぁ。
新甲子温泉は東北の玄関口ともいえる場所にありまして、栃木県から北上してすぐの場所にあります。観光地で有名な那須からもそんなに遠くはなさそうでしたねぇ。とはいえ那須から新甲子温泉までの道のりは多少山道なのでグネグネとカーブの多い道でした。運転嫌いだったらあまりオススメはしない道ですかねぇ。一方で白河からならばまっすぐの道で行けるので楽です。
ちなみに、付近には道の駅しもごうやカントリークラブもあります。道の駅しもごうは眺めが良くて結構気に入ってます。
五峰荘 の場所とアクセス
○日帰り入浴営業時間
11:00～16:00（繁忙期は要問合せ）
○料金
大人 800円
小人 400円
ちなみにJAFの割引があり、大人700円で入れました。
○備え付き
・シャンプー、リンスとボディーソープあり
・脱衣所に鍵付きの貴重品入れあり
・ドライヤー複数あり
・化粧水、乳液あり
・有料でタオル販売あり（200円）
・有料でバスタオルレンタルあり（300円）
・大浴場の入口前にお水あり
○各種アクセス情報
自家用車の場合
→東北自動車道 白河インターから車で 20分程度
公共交通機関の場合
→東北新幹線 新白河駅から路線バスで 35分程度
駐車場は結構広くて15台以上は停められそうでした。私たちが訪れたのが14時くらいで6台くらい停まってたかな。駐車場は全然空いてましたねぇ。
白河の方から向かう場合（289号線）はほとんどまっすぐなので運転に不安がある方でも苦労なく行けると思います。那須の方から向かう場合（290号線）は上り下りのある山道でカーブも多いので慣れてる方がドライバーのほうが安心ですかねぇ。まぁ290号線は中央線がある道だったので気をつけて運転すれば問題はないでしょう。
五峰荘 の温泉
泉質はナトリウム－硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉でPhは7.2。加水加温等の表記が見つけられなかったため詳細はわかりませんでした。源泉100％かけ流しで毎日清掃していると書いてあるので循環じゃなく放流なのかなぁ？
特に塩素の匂いを感じることもありませんでした。源泉は一度貯湯タンクに貯めてから大浴場に来てるらしいので加水とかもしてなさそうですね。御宿の方に確認したわけではないので間違っていたら教えてほしいです…
大浴場には内湯と露天風呂がありました。露天風呂は庭園が見ながらのんびりと入れます。4人くらいならストレスなく浸かれるかなぁ。流れてくるお湯は結構熱かったです。湯口の周りは茶褐色になっていました。なかなか味のある湯口でしたよ。
内湯はジャグジーや寝湯もあって結構広々としてましたねぇ。大規模な御宿ではないと思うのですが充実した温泉でしたよ。私が入った時は他のお客さんが2組くらいだったためどこの浴槽もゆったりと入ることができました。
加えて、男女日替わりで鰍の湯という露天風呂にも入れます。私が訪れた日の鰍の湯は女湯でした。嫁に聞いたら鰍の湯は大浴場の露天風呂から階段を下った先にあるそうです。トルマリン石やラジウム鉱石など色々な石を使用しているとのこと。結構狭いようで他に人がいたらだいぶ窮屈なようです。雰囲気は木々に囲まれていい感じにゆっくりできるっぽい。注意点として湯口からの温泉の量が少ないためかあまりキレイなお湯って感じではなかったようです。入ってみたかったねぇ。ちなみに鰍の湯は冬季は利用できなくなります。
洗い場の数は十分な数があります。また、脱衣所も結構な広さがあるため窮屈な思いをすることはまずないと思いますね。
まとめると
GWなのにそんなに混むことなく贅沢に源泉かけ流しのお湯を楽しむことができました。男女入替のため今回入れなかった鰍の湯が気になるのでまた来たいですねぇ。なんなら泊まってみたいなぁ。ランチも気になるので悩ましいですがなんであれリピートしたい。立ち寄りでフラッと入っても良いし、いろんな楽しみ方ができる御宿です。